ワードプレスを避ける人の特徴
ワードプレスをあきらめていた人に向けて作成したマニュアル&動画講座。今までしなかったこと、敬遠していたことにチャレンジすることは、内面の抵抗を押し切る必要があります。いったいどんな人が手に取るんだろう?そもそも無料ブログでは問題あるのって疑問にも答えています。

ワードプレスでブログをつくる過程を説明するマニュアルを作っていてね。全くのゼロからの全過程をまとめている。解説動画もつくってリリースしたんだよ。

どんな人が関心もつのかな?

ブログやりたいけど、ワードプレスは難しいと思っていて、手を付けられなかった人かな。アメブロとか無料ブログで始める人が多い理由は、ワードプレスの敷居が高いと感じるからだと思うよ。
ワードプレスは自由度が高いのですが、それを何もないところから立ち上げるのは難しいというのが実感です。友人たちを見ていても感じるのは、関門が2つあったのではないかということ。
1)有料であること(=お金のブロック)
2)技術情報を探す必要があること(=自分には理解できないかも、という低いセルフイメージ)
お金の負担はたいしたことはない
抜群の信頼実績を誇るサーバーでも月1000円程度です。もっと安いところもあります。ドメイン取得費用・更新費用だって年間で数千円程度。たいていの方は合計で月コストが2000円に満たないはずです。
個人の日記ブログを書こうとするなら、これでも負担に感じるかもしれません。無料で提供されているブログサービスも多数ありますから。金額的には単行本1冊とかランチ+@ぐらいでしょうか。
税金の考え方を知っていますか?
一方、ビジネスではどうか。1円も出したくないという気持ちは、ビジネスマインドとはずいぶん差があります。個人ビジネスでは所得税がかかります。このとき「売上」ではなく、「利益」に税金がかかることを知っていますか?
売上100万、仕入れなど経費80万なら、税金の対象となるのは利益部分ですから20万に対してだけです。経費が100万以上に達したら、利益が残らないので所得税は課されません。
※消費税とか自動車税のようなものは考え方が違います
コストの負担を覚悟できますか?
必要コストというのは大事な考え方です。無料が最高のサービスだとするなら、あなたが提供しているものは最高のものではないことになる。矛盾しているんですね。
価値あるものにはお金を喜んで払う。そういうお客さんを求めているのに、自分自身は月2000円を負担するのもイヤだと考えてしまう・・。それでは関心持たれてもそういうお客さんばかりということになりかねません。
もう一つは技術情報への苦手意識
ネットにいくらでも情報が出ているらしいことは知っていても、実際に調べてみることはあまりなかったりしませんか?自分で動く場合があるとすれば、知っている人(正確には知っていると思われる人)に答えだけを聞きにいくとき。
この行動の根本にあるのは、考えたくないという気持ち。できれば避けたい・見たくない・・。
やりたくないと感じるのは仕方がないですが、そこまで拒否するにはそれ相応の理由があるはずです。その気持ちに向き合わないと、重石がついたまま活動することになりますよ。
モチベーションの低さはセルフイメージが関係している
つまりやってもムダと思うこと、自分にはとうていムリと決めつけていることには、それなりの理由があるはずなのです。そのままにしていては、例えば価格決定でも自信が持てませんし、お客様からの要望やクレームにも過剰に反応してしまうことになる。
言われるがままに値引きをしていては、ビジネスになりません。

確かにね。私の友だちでもワードプレスでブログやっている人よりはアメブロの方が多いなぁ。

無料サービスは面倒なところはできるだけ減らしてくれてるのは事実なんだ。でも表現に制限があるともいえる。とりわけ重要なのはSEOがほとんど期待できないというところかな。
もう一度選ぶならそのブログサービスを選択しますか?
SEO的に不利なメディアのもたらすダメージ
無料ブログがSEO的に不利と言われているのは、独自ドメインを利用できないという理由だけではないようです。SEOの判断の指標は200~300種類もあるといわれていて、ワードプレスを利用するだけでかなりの分野で評価ポイントが上がるらしい。(グーグル側の発信によれば)
SNS機能が優れているメディアなら補うこともできるかもしれない。でも十分に広がらなければ、せっかく書いた記事を誰も読まないということになる。例えばアメブロではSNS機能が充実しているが、十分に使いこなせているだろうか。
記事をずっと書いているのにフォローワーが増えていない、アクセスが低迷しているという状況なら届いていないことになる。必要としている人に届かなければ、そのサイトは必要ない??
判断はお任せしますが、正しい現状把握は必要です。
SEOがダメだとホットな人に出会う確率が低下する
ネットで探すというのは、明らかに「目的」があります。だから見つかった情報に対してアクションをする「ホットな人」にぶつかる確率が高いはず。
例えばプリンタのインクが切れたら、インクを買おうとするアクションにつながることが期待できます。同じ型番を検索している人の意図は想像がつきますよね。「安い店から買おう」というように、その後の具体的なアクションと連動しているんです。
SNS戦略がなければ戦えない?
検索で表示されにくいとうことは、お店の立場からしたら、お客さんに出会う場面が減るということです。あなたのビジネスのキーワードで検索してみて、上位陣にどの程度あなたと同じサービスを使ってる人がいるかみてもらうとわかると思う。
少なくとも多数派ではないでしょう。実際、人気のブログサービスが上位独占ということはないと思います。
となると取るべき対策は口コミを増やす以外にありません。知る人ぞ知る、友人の紹介で教えてもらったキラリと光る店。それを目指すのがSNS機能の果たす役割ということです。
誰でもできる・・がエライことに
サービスが洗練されていて使いやすいことは、ユーザーとしては悪いことではありません。
でもブログへの参加が簡単だから、ライバルがいつまでも増え続けてしまうことを示しています。便利で集客力のあるコンビニだって、すぐ近くにライバル店ができたら収益はガタ落ちになりますよね。
ビジネスだと「差別化戦略」というのは伝統的なキーワードです。いくつもあるものから、あなたを選んでもらう、ごひいきにしてもらうにはどうしたらいいかということです。見せ方が似たりよったりでは、あなたの目的は果たしにくいと思うのですが。