社長の最初の仕事とは?お客様と提供するもののイメージを固めること
起業へ向けてイメージを固めていくと、
「自分に何ができるだろう」
こんな疑問に突き当たります。
今回は提供者としての立場から
お話していきます。
どんな方がお客様になるのかを決める
お客様のイメージが明確なら
物販でもサービスでも
あなたが提供するものが
具体的な形になってきます。
マーケティング用語で
「ペルソナ」と呼ばれますが
この人物像が明確なほどよい
とされていて
商品やサービスはより具体的になり
印象が深くなります。
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起業段階で
最初にすべき仕事のひとつですね。
ここが明確になると派生して
様々な側面も明らかになっていきます。
・どれくらいの仕事量になるだろうか
・ずっと続けて提供できるだろうか
・金額はどのくらいにしようか
等々
いろいろ考えるポイントはありますが
いずれも「提供者」としての思考です。
でもこれこそが「小さな起業家」である
あなたを育てることになるのです。
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変更はあっても構わないので
できるだけ詳細に
イメージをつくってみましょう。
目指すのは局所戦での勝利!小さく戦うことから始めよう
例えば水道の蛇口が壊れて
水が噴き出したらどうしますか?
どこが安いかではなく
どの業者なら真っ先に
来てくれるかを考えませんか?
ネットで探すか電話帳で探すかして、
あるいは新聞チラシなどを探し出して
まずは電話するはずです。
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緊急性が高い場合には
多少高くても十分見合うサービスに
なるわけです。
経営資源に乏しい起業初期では
こうした仕事を狙っていくのが正解です。
資本力や実績のある大手と
値下げ競争になっては
まず勝ち目はありません。
広く提供するというよりも
提供できる内容・相手をしぼりこんで
『その内容なら負けない』
そんな状況を作り出す必要があります。
「弱者の戦略」は強者のものとは
異なる形を取らざるを得ないのです。
※ランチェスター戦略として知られています
戦場を間違えると危ない!ニッチな市場を探せ
事業を行うなら、必ず相手がいます。
そして事業とは
解決策として何かを提供することです。
そのためにはあなたは
「提供したらどうなるか」
を明確に伝える必要があります。
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ここでは
・どんな人にも使ってもらえるもの
・低価格で負担をかけないもの
を考える必要はありません。
こちらはランチェスター戦略でいうところの
「強者の戦略」で使われる手法だからですね。
赤字覚悟で一気にマーケットをとり
その後で値上げして利益を独占します。
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私たちのような個人事業者・零細企業は、
特定のニーズを満たすサービスを
考えなくてはいけません。
決して大手と同じ土俵では勝負せず、
大手が手がけにくい小さな市場を
手がけることを考えます。
ニッチで構わないのです。
むしろニッチな市場をどう探すかが
重要なポイントになります。
小さな勝利はセルフイメージを高めていく
十分に価値があると確信があれば、
自ずとあなたのエネルギーは上昇します。
チラシでもHPでも、
あるいは電話での説明でも、
確信をもった言葉は相手の心を
大きく揺さぶるでしょう。
ニーズが一致すれば、
契約に至る可能性も上がります。
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逆に、もしその価値に自信がもてないなら、
早急にその原因を探る必要があります。
大手と比較するのは意味がありません。
品質の充実は目指すべきですが
別にトップ水準でなくても事業は成立します。
個性的なサービス・商品であれば
それを好む人がいるものです。
要はそういう人に
届けることができればいい。
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もし価値に疑問を感じているなら
そのままでの提供では危険です。
改善策を早急に考えて
まず価値を感じられるように
しなくてはなりません。
お客様への道義上の問題だけではなく
なにより事業としてのイメージを
引き下げてしまうからです。
一時は売れるときがあっても
永続する事業にはなりえません。
ブラッシュアップを止めない
逆に価格以上の価値を提供し続けると
リピーターや紹介者が増えてきます。
そういう状況をイメージしたとき
どんな商品やサービスになっているか
逆算してみることもヒントになります。
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どんな人であったら喜んでくれるのか
・・と合わせて考えてみて下さい。
結局のところ
・お客様のイメージ
・提供できる商品やサービスの品質
これらを考えては改良していく
ブラッシュアップが欠かせません。
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昨日出した結論とは
異なる答えが浮かんだとしても
遠慮なく変化を許しましょう。
自分にも提供するものにも。
あなたはまた1段ステップを
上がったことになります。
ps.
社長であるなら鋭敏にアンテナを立てる必要があります。
その代表例が情報とコスト(お金)のこと。
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