あなたがビジネスで望んでいるものは何ですか?
今回はビジネスで
何かを実現させたい人のために。
ビジネスに生じている変化を把握していますか?
ビジネスの状態は常に揺れ動く
一般的な事業のライフサイクルは
一般には
「成長曲線」と呼ばれるグラフ波形が知られています。
ただし衰退期に入ってもその途中で
「第2創業期」を迎えることができれば
新たな成長への展開が開けます。
会社のライフサイクルは短縮してきている
ある期間の変化を見るためなら
定点観測は有効な方法でした。
問題は『ライフサイクルの長さ』が
短くなっていること。
定点観測の意味が薄くなってきています。
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『会社の寿命は30年』という表現が
かつてありましたが
今では10年でガラリと変わる印象があります。
5か年計画のような長期計画が
意味をなさなくなっているのです。
もはや平時ではない!前年比較に意味はない!
あなたはスピード感に対応できるか
スピード感は以前よりも高まっています。
あっという間に普及したかと思えば
忘れ去られるサービスがたくさんあります。
コロナウイルスの影響のように
今までの事業モデルでは
どうしようもないケースも。
時代の流れ、社会の流れよりも早く
自らを変えていかないと
大波に飲まれてしまうわけです。
中小企業の本当の危機とは
そんなとき
ドンブリ勘定では意味がありません。
本来は冷静な判断材料になるはずのものが
その機能を失います。
計数管理を会計事務所に依存していたような
中小零細企業が心配です。
データを自社で把握できないので
目隠し運転しているようなものですから。
平時と緊急時では異なるスケール
例えば経営分析の手法も
かつてはゆっくりしたものでした。
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①創業期は努力の量に比例せず低空飛行
②成長期は右肩上がりに上昇
③安定期では大きく変動しない
安定期にあれば売上高が変わらないので
コスト面の制御が重要だ。
だから同じ時期の比較が役に立つ。
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ですが現在の状況として
・業績の急激な変化
・働き方の変化
前提条件が大きく変わっているのです。
もはや前年比較に意味はありません。
戦後の混乱期を連想しているのは
私だけではないでしょう。
今だからリーダーシップ!願いを共有しよう!
従業員を使うビジネスは
複数の人間が「目標」に努力することで
「願い」を実現化していく仕組みです。
まず「願い」があって
これを達成するためにビジネスがある。
「目標」はそのためのマイルストーンです。
リーダーシップは願いの共有から始まる
目標のバックボーンにある願いを
社員の皆さんと共有されていますか?
平時であっても願いの共有はされていない?
私が会った経営者は、神社へ定期的に
参拝したり、ゲンを担いだりしていました。
御利益(ごりやく)の有無は別としても
「何かに祈ること」の効用は確かにあります。
少なくとも自分の願いは明確化します。
ただ願った内容を周囲とは
ほとんど共有していないように感じました。
いつだって共有するのは「目標」の方です。
混乱期こそ求められるリーダーシップ
現在のような混乱期だからこそ
あなたの想いを明確に示す
必要があるのではないでしょうか?
「とりあえず働け!」では
不満が蓄積していきます。
・何のために働いているのか
・給料は今後もきちんともらえるのか
・自分が感染したらどうなるのか
不安はかつてないほど大きく
安心できる材料は
自分の体力と感染予防の行動だけです。
頼れる石垣をつくるチャンス
名将 武田信玄の言葉に
「人は城、人は石垣、人は堀・・」
という言葉があります。
ピンチのときだからこそ
疑心暗鬼になりやすいものですが
正解を見出せない今だからこそ
経営者としての想いを語る
絶好のタイミングではないでしょうか。
思い続けて臨界点に
そもそも願ったことを思い続けないと
感情が動くところまで到達しません。
気持ちが大きく動かなければ
周囲に働きかけて
バトンを渡すこともできません。
神社参拝から戻った後の
日常の時間が大事ということです。
お祓いを受けて
お札を飾ったら終わり・・ではありません。
経営者がやるべきこと
ポイントはビジネスの本来の目的に
「フォーカスを当て続けること」
ではないでしょうか。
意識し続けることで
まず社長の雰囲気や姿勢が変わります。
「ビジネスの成功は
決して社長一人のものでないこと」
「緊急事態だからこそ
今まで以上に献身・貢献が必要であること」
※滅私奉公という意味でなく
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これは周囲におられる方たち、
すなわち社員や家族にも伝わるはずです。
自分から変わる必要はありますが
伝える価値はあります。
成功のイメージを共有して感情を揺り動かす
これができるのは
社長のあなたしかいないのです。