stay homeで起きること。身近な人間関係の悪化に備えよ!
子どもの学校から、登校再開が
6月に伸びるとの連絡がありました。(←2020年のお話です)
追加の自習教材を郵送してくる学校もあれば
オンラインでの授業のテストを開始した学校もあります。
それぞれに具体的な方策を展開し始めました。
このままではいられない学校
休校が始まった3月2日時点でも、もしかしたらGW明けでも終息していないかもしれないという声はありました。学年末の時期であり、春休み期間もありましたから、ちょっとお休みが長くなるのかな・・とどこかのんびり考えていたところもあったのですが。
突然のカリキュラム変更に翻弄される学校、友だちにいつまでたっても会えない子供たち。学校サイドでも、もう待ってはいられない・・と動き始めたというところでしょうか。
何もしなければ弊害が拡がる
授業を受けることなく、各自のペースに委ねたままでは教育格差が大きく広がってしまう・・というのが先日の記事の内容です。だからこそ親の姿勢が問われると書きました。
今月も登校することはないとわかれば、なおさら具体的な手を打つ必要があるでしょう。生徒が3カ月間も授業を受けられない、教育の機会が失われるという事態。
失った時間は取り戻せません。
じっと状況を見ているままでは
困ったことになるのは目に見えています。
学校に行かないことから波及した問題
それともう一つの問題があります。
それは子どもがずっと
家にいるということのデメリット。
これを無視できなくなっている家庭も
増えているのではないでしょうか。
食事の支度などの手間も
増えているばかりでなく
家庭内での衝突が
じんわり増えているかもしれない。
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子どもに蓄積されたストレスは
普段やらないようなやんちゃを繰り返す原因に。
となれば在宅での慣れない仕事を
抱えた親のほうにもイライラが増えてきそうです。
子どもが学校にいる・家にいないことの
価値をあらためて感じるきっかけになっているわけです。
ストレスの増加がさらに歯車を狂わせる
在宅でラクになったと喜んでいた人も
しだいにこうした自宅での環境が
悪くなってくるとストレスがたまります。
負担をカバーするはずの夫婦間ですら
コミュニケーションが悪化するかもしれない。
一人になれる空間は、意外に大きな役目を果たしていたのです。
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もし夫婦間で普段から
まともなコミュニケーションをとっていなければ
さらに悪化する危険があります。
つっけんどんになったり、不愛想になったり。
会話すらロクに交わしていない相手が
ずっと至近距離にいたとしたらどうでしょう。
気分転換する機会を失った今では
ストレスはさらに増えることになるでしょう。
夫婦の危機が増加する!?
その結果増えてくると予測されるのが
夫婦喧嘩や離婚という結末です。
・気に入らない相手がずっと目の前にいる
・自分から話そうともしない
・話しかけると露骨にイヤそうな顔をする
適切な距離をとっていたからこそ
(仮の)安定を保っていた夫婦関係では
今回の騒動で急激にバランスを
崩すことになりかねません。
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でも「コロナが悪い」から
起きているわけではないのです。
いずれ対決することになる問題が
早めに表面化してきただけのことです。
相手は変えられない
相手の態度が悪いから何とか変えさせよう!
ここで勇気を出して取り組むのは
かえって溝を深めるかもしれません。
というのも
「自分は間違っていない」
「悪いのは相手だ」
という前提があるからです。
そういう行動をとっているには
相手なりの理由があります。
相手の目には、あなたにも
その原因の一端があるかもしれないわけで。
それでは、まずやるべきことはなんでしょうか?
自分に問うことが重要
そういう人間関係をつくってしまったのは
あなたにも原因がないとは断定できません。
だからまず考えるべきは
「自分自身に変えられるところはないか」ということです。
相手に合わせるための工夫の余地をいっているのではなく
もしこれが成長の機会だとするならば
「あなたが何を学ぼうとしているのか」ということです。
・あなたはおだやかな言葉で語りかけていたでしょうか
相手から期待できないから自分の方からしない・・というなら
さして改善は見込めないのはわかるはずです。
相手を見る目がなかったと悔やむより
あなたに出来ることが残っていないか探しましょう。
××してくれないアイツのせいだ
こうして相手に求めるばかりなら
あなたが要求しているのと変わりません。
いつもグルグルしてわからなくなってしまう
本当の自分が何を考えているかわからなくなったら
ぜひライフコーチに声をかけて下さい。
そのうえで相手を知ること
相手を知る・理解することが
解決の糸口になることはよくあります。
でも、まず自分。次に相手ですので。
順番を間違えるとエライことになりますよ。
相手の悪いところにフォーカスし続ければ
そこを拡大する結果を生みます。
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自分と同質の仲間のなかで
「間違ってないよね」と確認しても
そこに本当の答えは見つからないでしょう。
あなたの見識を格段に広げる効果があるのは
あなたが普段交流していない相手のはずです。
本当のことを聞き、本当に改善したいなら
コンフォートゾーンから出る勇気が必要です。
あなたはどちらを選択しますか?
ライフコーチも選択肢に加えることをおススメします。
単なる相談相手ではなく、人生視点からみたヒントが手に入りますよ。