人間関係の秘密を学ぼう!「思えば思われる」の本当の意味とは
『思えば思われる』
これを恋愛トピックに分類するのは
ちょっと早とちりかもしれません。
※トップの写真で連想しちゃいました?
今回は他人とのトラブルの話。
「自分の人間関係に課題がある・・」
と感じている方に向けて書きました。
読み終わるころには
この言葉「思えば思われる」が
人間関係を改善するスーパーワードだ
と認識が変わるはずです。
人間関係での不快な思いはどうにもならないの?
人間関係が生まれる要因は
あなたの力だけでは
どうにもならないことがあります。
典型例が家族ですよね。
あなたが生まれてきた以上
今さら父・母を選ぶことはできませんし
兄弟姉妹だって。
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でも一方で
他人との関係性は
常に変更する余地があります。
「するか・しないか」
「したいか・したくないか」
それだけです。
当然のことではあるのですが。
働きかけはあなたが行うものです。
結果があなたの望み通りになるかは別として
”何かをする”ことは可能です。
名著『七つの習慣』(著:スティーブン・R. コヴィー)
に示されている「第1の習慣(主体性を発揮する)」
にある通りです。
そのトラブルを人生の意図を読み解くヒントに
問題解決には
『急がば回れの精神』が有効です。
最初にやるべきことは
まず親との関係性を理解すること。
自分の人生を把握する意味で
きわめて重要な意味を持ちます。
影響を受けてきた期間を考えれば
その力も大きいものがありますから
今現在の問題と無関係に見えても
最優先すべきなのです。
あなたの「ひな形」を理解できなければ
なんとも動かしようもないですし。
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もし人生に意味があると仮定するなら
この部分に答えを見出すことは
その意味(=計画)を知る
大きなヒントになります。
人生の青写真(Blue Print)と
呼ばれていますね。
ライフコーチのセッションでも
中心的なトピックの1つです。
自分の人間形成を振り返る重要性
こうして自分を振り返ると
決してランダムに経験しているのではなく
「原型となるパターン」がいくつかあって
その影響を受けているということに気付きます。
サンプルがあると理解しやすいと思います。
私自身の例をこの記事で示しました。
>> 人間関係の原型パターンを探そう/影響を与えた考え方を内観で知る
原型が作られた原因を理解すると
その妥当性を判断できるようになります。
でなければ無意識からの応答反応に
ずっと影響され続けます。
「なぜいつも似たような問題が起きるのか」
という問いに対する現実的な答えが
これなのです。
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簡単にいえば、
『同じ鋳型からは同じ形のものが出てくる』
ということですね。
スピリチュアル的には
「魂の成長のための課題」と表現しますし
学問的な心理学用語ではないですが
「インナーチャイルド」で説明されることも。
※私個人の見解です
人間関係に振り回されるときは
自分のことだってよくわからないのに
「私以外なんかわかるもんか!」
って思ったことないですか?
根本的な解決アプローチを待てない場合も
実際にはよくあることです。
そんなときはテクニックに頼ってでも
まずはダメージを減らしましょう。
>> 人間関係に疲れたら?ストレスを減らす戦略を学んで対応力をあげよう
感情の波が起こす影響力は深く広がります。
比較的切替の早い方でも、意外なほど
内面に怒りを蓄積しているケースはよくあります。
出してはいけないタイミングで
堪忍袋の緒が切れるようなことがあれば
それこそ収拾がつきません。
時限爆弾を抱えているようなものですから
さっさとガス抜きをしましょう。
力づくであなたの意思を通すことに意味はない
特に自分が正しいと
決めつける傾向がある方は要注意です。
あなたにとっては正にその通りでも
相手からみたらそうでないかもしれない。
相手もまた、自分にとっては正しいという
結論を出して行動しているのです。
そんな場面を街中で見かけたこともあり
考察をまとめています。
>> 怒りのコントロールとDVの問題/「自分が正しい」ってホント?
犯罪者だってたぶんそういう精神構造でしょう。
「自分は悪くない!相手が悪い!」
幼稚ですか?
でもこのバランスをどう取るかというのが
その方の人間性を顕著に示しているのです。
相手の良いところに目を向ける意味とは
まずあなたも相手も
それぞれの人生の成長の道をたどっています。
これは間違いない。
そして「引き寄せの法則」により
同類項を引き寄せあった結果として
あなたの目の前に展開しているとしたら
あなたが見ているものは
いったい相手の姿なのか、自分の投影なのか。
もちろん「どんなときも自分が悪い」
というのも極端ですけれど。
>> 対話の相手をどう求めるか?聞き上手を探すためのとっておきの方法
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もしあなたが相手の良いところに
目を向けるようになったら
そのような波長にピッタリの経験が
増えてくるはずです。
これこそ「思えば思われる」という
奥義の使い方だと思うのですが。
私たちは自分の人生でその結果を
常に見せられているのかもしれませんね。
安易な依存に気を付けろ!
解決策を求めて他人に助言を仰ぐことは
「両刃の剣」のような意味を持ちます。
自分よりも優れた見解は
取り入れた方が解決は早くなります。
しかし自ら消化吸収できなければ
弊害も生まれます。
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納得して使いこなしていなければ
簡単に依存に置き換わるのです。
「あの人がこう言ったから」
「こういう暗示があったから」
自分が考えるべきことを他人の判断に委ねて
その結果だけを得ようとする。
相談を持ちかけた方も受けた側も
「本当は何をしているのか」
をよく考えるべきテーマだと思います。
>> 占いで人生は変わるのか?/依存とコーチ・コンサル・セラピストの関係