息子が友人グループと
ディズニーランドに行くことに。
始発で出発し、深夜に帰宅した彼は
充実感にあふれた表情をしていました。
彼とのやり取りは
私へのメッセージでもあったのです。
ディズニーランドでの息子の休日!自分が楽しむと周囲も幸せにする!
開園前に到着して
閉園の時間まで遊んできたようです。
自宅から2時間以上はかかるため
子どもだけの外出としては
初めて帰宅が日付を超えることとなりました。
ディズニーランドは真剣にプレゼンする価値のある場だった
高校生であれば友人同士での
ディズニーへの遠征も
「特に問題なし」と
考える方が多いと思います。
私もその点には全く同意していて
気持ちよく送り出したのでした。
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子どもから事前に相談されたのは
お金のこと。
入場券も子供のお小遣い水準では
やはり高額ですし
園内でもかなりお金が必要。
文化祭で親睦を深めた仲間と
遊びたいという気持ちを話してくれました。
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お年玉をストックしている口座から
・お金を引き出してほしい
・入園料を出してほしい
長男としてはかなり頑張って
事前にプレゼンしていました。
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彼の高校は共学ではないので
「それはそれで面白いのか」
とも思ったり(笑)
覚悟を持って話している様子
だったので、私も妻も賛成したのでした。
彼の口座からお金を引き出し
親からのお小遣いも加えて送り出しました。
子どもに渡す金額としてはかなり大きいので
抵抗がなかったかと言えばウソになりますが。
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彼は朝4時ぐらいに自分から起きて
友達と待ち合わせて開園前に到着。
なかなか朝起きれない彼としては
それほど大きな楽しみごとだったのです。
心の底から楽しんだ息子をみて自分も楽しくなる
※公式HP(https://www.tokyodisneyresort.jp/)より
22時の閉園になってから現地を出発した彼は
当然のごとく日付が変わってから帰宅しました。
実は我が家では門限を定めていません。
常識で考えて対処するように話しています。
遅い出発になってゴメン・・と
妻のスマホには連絡が入っていました。
これで十分だったのです。
彼が帰宅した時には、兄弟たちはもう寝ていて
私と妻が出迎えました。
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一日中歩き回って疲労した様子でしたが
なんともいえない「清々しさ」のようなものを
表情に感じて、ふと胸を突かれたのです。
一目見てわかる変化でした。
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興奮冷めやらず
リビングで話し続ける長男。
心底満喫したということでしょう。
・苦手だったジェットコースターが
楽しくて何度も乗ったこと
・たまたま隣になったのが
かわいい女の子だったこと
・コスプレしている人が多くいて
沢山の写真を撮ったこと
等々
かなり豪快に遊び倒してきた様子。
お土産も買ってきてくれました。
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思い返せば受験に失敗して
決して行きたくはなかった学校でした。
それでも時間が過ぎるにつれ
仲間もできて終日一緒に過ごしてもいる。
『楽しむことはいいことだ』
言葉で表現するとそんなところでしょうか。
なぜか「よくやった!」と
称賛する気持ちを感じていました。
出来事には意味がある。なぜこれを見せられているのか?
さて、目の前に起きていることには
意味があります。
自分の心が「何か」を
受信している印象を受けていました。
過去の自分と異なる経験
まず自分の記憶をひも解いてみると
私にはこうした経験が
少ないように思いました。
例えば心底楽しむ・・と決めていても
「こうしないといけない」
こんな縛りを常に意識していたように思います。
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よくあるのがお金のブロックですね。
わりと小さいころから
経済観念の発達していた私は
遊びに使うお金は
かなり制限していました。
親にねだることも
なかったように思います。
外見は似ていても行動パターンが正反対
一方でこの長男。
興味の持つ分野とか
ちょっとマニアックな趣味とか
明らかに私とタイプが似ています。
背格好も当時の私とほとんど変わりません。
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しかし
「心のおもむくままに・・」
彼に行動させると
自由を満喫し
とにかく楽しむことに集中します。
私にとって参考になる要素が
満載なのです。
何かと一生懸命になって
周囲が見えなくなる私には
なんとも示唆に富む存在。
親としては、普段のだらしない姿に
文句もいいたいですが
存在としての『彼』には
別の側面を感じていたのです。
自分も楽しむと決める
誰しも家族には
大きな意味があります。
彼には、私に何かをメッセージをくれる
役割なのかなとも感じました。
どこか不思議な成熟を
感じるところがあるんですね。
今回は「楽しむと決めたら楽しむ」
それで何の問題もないということを
見せてくれました。
お金に関しては
それはまた稼げばいいことです。
それは彼が気にする
ポイントではないことは明らか。
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「高校時代の友人と遊び倒した1日」
長らく記憶に残るであろう思い出は
そう何度もチャンスはありません。
それを残してあげることができたことは
自分としても「よかった~」と
胸をなでおろすものでした。
あなたは毎日を楽しんでますか?
私は「今日を楽しむ」と決めましたよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。