社長の情報戦略!コミュニケーションで信頼できる専門家を見つけよう

情報源について考える★社長の悩み

世の中はいろいろな情報であふれています。

「信頼に値する情報源:reliable source」
をどう持つかが重要ですね。

ここでは単に「情報源」と呼ぶことにしますが
これが今回のテーマです。

・現状打開のヒントがほしい方
・自分もそんな影響力を持ちたい方
は参考になると思います。

 

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社長の情報戦略!コミュニケーションで信頼できる専門家を見つけよう

戦略がなければ情報の海で溺れてしまう!

伝統的な新聞・テレビ・書籍などに加え
ネットからも膨大な量の情報に接することができます。

品質もコストも様々です。
個人で発信する方も増えました。私もその一人。

確たる情報のように見えるものから
単なる意見に過ぎないものもあります。

複数の専門家で意見が一致せず
判断つかないこともありますね。

 

情報を使えるかどうかの判断は自己責任

これらの情報をどう判断するかは
私たちそれぞれの責任とされています。

どの本を読み、どう影響されるかだって
昔から個人の裁量でした。

昔からこのルールは変わりませんが
その対象物が大幅に増えたのです。

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報道メディアが扱わない情報が拡散して
驚かされることもあれば

情報操作が疑われるケースもあります。
とにかく確信を持ちづらい・・。

「たぶんそうだろう」という判断を
重ねるしかありません。

 

怠惰なのか戦略なのか?読まない人々

スマホの普及もあって
情報量には不自由しなくなりました。

旧タイプのメディアを
ほとんど見ない層も出現しています。

確かに情報をカットするのも一つの戦略でしょう。
でも情報の海に飲まれているだけかもしれません。

 

本を読む人は半分もいない

20~60代の各世代1000人規模の調査によると
本を全く読まない人は、全世代とも半数を超えている

※国立青少年教育振興機構 平成31年版
「子供の頃の読書活動の効果に関する調査研究報告(速報版)」
2019年12月公表

同じ調査は平成25年にも行われていますが、
「毎月1冊も読まない」は3割弱でした。

 

新聞も読まれなくなった

新聞の発行部数も大幅に減少しています。

2020年の新聞(一般+スポーツ紙)では
発行部数:3500万部(1世帯あたり0.61部)

2013(平成25)年では
発行部数:4700万部(1世帯あたり0.86部)

2007(平成19)年では
発行部数:5200万部(1世帯あたり1.01部)

※出典:日本新聞協会 「新聞の発行部数と世帯数の推移」

 

あなたは間違いのない選択ができますか?

あなたのやるべき仕事は選択すること?!

1日の中で活動時間は限られています。

問題は情報収集に時間をかけていると
肝心の行動時間が減少してしまうことです。

なにせ情報が多すぎますから。

 

情報不足でも選択を強要される現実

あなたの経験をもってすれば
情報の真偽を見定めることは可能かもしれません。

でも時間がなければ、結局は
「見切り発車」せざるを得ません。

不十分な情報で
判断しなければならないのです。

 

判断の誤りは避けられない

それでも経営者の立場でGOを表明したら
それは会社組織としての意思表明そのものです。

不確かな情報だったからといって
トップの責任を免れることはできません。

株式公開していれば
株主代表訴訟の対象になることだって。

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こう考えると、人間の限界を超えている・・と
思われるかもしれませんね。

そうなんです。
全部一人でやろうとするのは無理なんです。

 

他人の判断力を活用することを考えよう

自分の分身をどう配置するか

それじゃ経営できないじゃないか・・と
思われるかもしれません。

判断を誰にも委ねずに
自分でやらなければならないとしたら
無理があるのは明らかです。

 

分野を絞れば活用の場は広がる

だったら、あなたが複数存在すればいい。

もちろん現実には
「あなたのコピーは存在しない」ので

『同じような判断力を持つ人物を活用する』
ということが解決策になります。

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そんなのいるわけないよ・・・と思うなかれ。

確かにすべての分野であなたと同等の
判断力をもつ人材は
・・あなたの組織にいない可能性が高いです。

でも、特定分野に絞ったらどうですか?

ひょっとしたら、その分野にかけては
あなたを超える経験や才能を持っているかもしれません。

 

社内に専門家を見出すメリット

彼らに適切な質問をするだけで
質の高い情報を受け取ることができるわけです。

経営者に評価されているわけですから
彼らの満足度も高まりますね。

意見があなたと完全に一致していなくても
参考意見として活用することは十分に可能です。
※過大評価は避けるべきですが

例えば、こんな社員です。
・営業に強く、独特の人脈をもっておりマーケットにも明るい
・コンピューターに強く、最新のITの動向に強いばかりか情報処理能力も高い
・金融情勢についてよく勉強していて銀行担当と専門的な話をしている
・最近の残業問題の動向に詳しく、社員のストレス問題にも関心が高い

普段の雑談の中にヒントがあります。
もともとの配属と無関係な分野に強いこともありますね。

 

コミュニケーション力の価値を再認識しよう!

コミュニケーション力には注意を!

こうした人材はきわめて価値が高いといえます。

経営者をサポートするチームとして機能するなら
なおさらです。

しかしながらその選定にあたっては
外せないポイントがあります。

 

コミュニケーションがキーになる

それは
『話していることがわかりやすいか』です。

その意味で専門性そのものよりも
わかりやすい説明力のほうに価値があります。

小学生でもわかるように説明できるなら
まさに宝物を手にしていることになりますね。

 

残念な人もいるのが現実

・専門用語を使うことに喜びを感じる人
・「社長には説明しましたよ」と平然としている人
・ポイントを示さずにダラダラ会話を続ける人

こうしたタイプは
専門知識があっても使いにくいです。

自己満足が強くて
有効な情報も引き出しにくい・・。

チーム構成にも向かない性格なので
通常業務でも問題を抱えるかもしれません。

 

社長のコミュニケーションも磨く必要がある

忘れてはいけないのは・・

聞く側のあなたのコミュニケーション能力の有無も
大きな影響を与えているということ。

適切な質問力、適度な関係構築ができないと
情報をうまく引き出せません。

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きちんと伝えることは
高水準のスキルを必要とします。

間違った指示を与えていたら
期待される結果が手に入るわけがありません。

社長という立場にあぐらをかいて
ただ命令するだけ・・では手に入りませんのでご注意を。

 

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