コロナウイルスでピンチが続いています。
とうとうオリンピックまで延期という事態に。
かつてないことが起きています。
世界レベルで危機に瀕しているのは間違いない。
今だからこそ意見をくみ上げる
どんなときも一人で戦うのが
当たり前と思っていませんか?
こと経営に関する限り
社長の責任というべき部分はありますが
世界の問題が自分の問題でもある。
こういうことも滅多にあるもんじゃありません。
身の回りに自分以外の人がいるなら
思い切って話を聞いてみる。
衆知を集めて難局を乗り切る時期ではないでしょうか。
命にもかかわるのですから、誰もが真剣になります。
危機対策は一人のアイデアでなんとかなる?
いままで耳を傾けることがなかったなら
新しい展開につながるヒントもあるかもしれない。
あなたが感謝を示したら
そういう彼らも大きなギフトを受け取るきっかけになります。
従業員を雇っているなら、こんなときこそ話をしてみては。
実際に顔を突き合わせて話すのは感染リスクもありますから
オンラインミーティングでも構わないのです。
業務上の問題、プライベートで困っていること、自分なら何ができるか・・等々
ふだんトップダウン方式であまり人の話を聞いていない方も
動きがとりづらい分、コミュニケーションを密にしてみてはいかがでしょうか。
社長一人での認識能力には限界がある
個人事業の方は自分でどう判断するかということになりますが
3人寄れば文殊の知恵といいますね。ご家族でも構いません。
価値観は人によって違います。
それにふさわしい形で気にするポイントも異なります。
だからいろいろな方向に目配りをするなら
複数の人にインタビューするのが早い。
話せば話すほどの信頼感が高まるという
おまけもつきます。
いつもと違う形だって構わない
危機のときには人間性が色濃く出ます。
本当のピンチになると逃げ出す人もいれば
正念場と考えて腰をすえる人もいる。
想像力を発揮すれば
ある程度迫ることもできるでしょうけど
話をするのが簡単です。
未曽有の事態であって
とにかくヒントを探していることを伝えましょう。
入社間もない若手にも聞いて構わない。
話し方も内容も大したことないと思われるかもしれませんが
感性は独特のものを持っているはずです。
少なくとも今のあなたにはないもの。
大きなヒントを与えてくれるかもしれません。
危機意識を共有すれば
いざとなれば会社が何とかしてくれる
いざとなれば社長がどうにかする
こういう社員の気持ちを知って
ガッカリするケースもあるでしょう。
しかし未曽有の危機であることを伝え
あなたも重要な戦力なんだ・・と伝えることで
目が覚めたような形になることだってあります。
人間は重要感を感じたい生き物です。
自分にはプライドを感じて生きていたい。
社長のあなたが真摯に話す相手だとわかったら
おそらく社員のセルフイメージが変わります。
反映するかどうかはわからないけれど
貴重な意見を伝えてくれたことに感謝の意をぜひ伝えて下さい。
年上の相手から(ひょっとすると親よりも上の人から)
そうした言葉を受けることはそうはないでしょうから。
ピンチをチャンスに変える
これだけの事態になっているわけですから
解決策なんてそう簡単に出てきません。
でもあの震災の時を思い出せば
いろいろ光景が浮かんでくるのではありませんか?
私は3時間以上歩いて帰宅したのですが
途中助け合っている人を多く見ました。
その後も続いた品不足・電力不足の中で
「みんな頑張ろうね」という雰囲気があふれていませんでしたか。
今回だってきっと同じです。
ピンチの中だからこそ
私たちの姿勢が問われる・・と。
絶好の機会が到来しているのです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
きっとあなたならできます!応援していますよ!