感情のコントロールから学んだこと/自分を知るための家族の役割

感情のコントロールから学んだこと★心を元気に
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感情のコントロールから学んだこと

怒りは激しい感情です。

私にはその勢いを持続させて
周囲にまき散らす悪いクセがありました。

怒りの表現方法には人により差があります。

例えば、怒りの持続時間にも
明らかなクセというべきものが。

あなたは気持ちがおさまるまで
どのくらいの時間必要ですか?

 

コントロール不能!いつまでも怒りがおさまらない

「なんでいつまでもそんなに不機嫌なのよ!」
「怒った原因が解決していないのに
なんでそんな平気になれるんだ!」

奥さんとの口喧嘩の一コマです。
たまりかねた妻の言葉とこれに対する私の応酬・・。

最初の発端は、長男が悪さをしたことにありました。
小学生の低学年のころでしょうか。
詳しい内容は覚えていません。

 

続く怒りを止められない

先ほどの応酬は3日目のことでした。

烈火のごとく怒った私は
その日はもちろん、翌日も雷を落とし続けました。
それこそ顔を見るたびに。

というのも・・

口ごもるように何か言ったかと思うと
その場からいなくなる長男に
何とか心に刻み付けたいと思ったからです。

 

怒る姿勢を見せることが目的に

いつしか「怒りモード」を持続することが
目的化していたような気もします。

家族は委縮して顔色をうかがうようになり
用事がすめば別室に立ち去るように。

まるで私と関わると
災厄に見舞われるかのように。

一方の私は振り上げたこぶしを
おろす先が見つけられずにいたのです。

 

怒りの型枠は父譲りのものだった!

私は胸を酸で焼かれるような
不快感を感じながらも

「怒りの型枠」を
自分では外せなくなっていました。

怒りを持続するには
相当なエネルギーが必要で
苦痛でもあったのですが。

 

驚愕!父と同じことをしていたことに気付く

この怒りの表現パターンには
実は覚えがありました。

自分の父とビックリするくらい
そっくりな行動だったのです。

不機嫌でおっかなかった父。
食卓で家族に背を向けている父。

そんな記憶と自分を重ね合わせていました。

 

我に返った瞬間

子どもが(面倒にならないように)
気をつかって私と対峙することを

父親の威厳と考えていた要素も
あったように思います。

結局、この奥さんの言葉「いつまで・・」で
我に返ることとなったのです。

「この行動を続けることで失うものは何だろう?」
「それは見合うものだろうか?」

と自分に問いかけることに。

 

子どもから学んだ!自分を知るための家族の役割

子どもから学んだ!自分を知るための家族の役割
生きている以上、怒りの感情が
わき上がることはあります。

衝動的に生じるものは
コントロールしようがありません。

問題はその後の対応です。

 

怒りの維持は自分で決めた演技だった

怒りを維持するかどうかは
自分で決めた行動そのものでした。

「怒っている姿を見せれば
わかってくれるに違いない・・」

家族に対しては、怒りを向けても構わないと
考えていたのは確かです。

 

学びの材料を提供する存在という認識へ

正すべき点があったら確かに正すべきでしょう。
親としての役割もある。

しかしいつまでも怒りにフォーカスを
当て続けることは、自分も家族も傷つける行為でした。

ひょうひょうとしていて
自分とは違いすぎるように見える長男。

しかし彼の行動は表現方法こそ違いますが
子ども時代の自分とよく似ていると気付いたのです。

 

今では

高校生となった長男は、背格好を見ても
若いときの自分とよく似ています。

当時は思いもしなかったですが
私自身を写す題材を
提供してくれるたのかもしれません。

”家族には特別な意味がある”

ライフコーチから学んだ知恵を
こんな形で再認識しています。

彼とは内面も意外と共通の素材を
持っているかもしれない。
そう感じることも増えてきましたね。

∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴

今でこそ、笑いのタネになっている出来事です。

いまだに子どもたちから
「扱いが面倒な父」という
表現が出てくるほどですから

どれだけインパクトが大きかったか・・。

∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴

ライフコーチだって、あなたとさほど変わりません。
「私も同じだ」と感じられた方がいたなら・・。

クセがあったって対処することはできます。
学びの機会は何度でも訪れます。

大丈夫!

 

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ps.

感情が臨界点を超えると心が固くなります。
いわゆる「頑固」と呼ばれる状態。

気持ちが高ぶっていると素直にはなれないし
周囲だって意に反して傷つけてしまうかもしれない。

一歩引いてみると見えてくるものがあります。

 

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