自分を取り戻せ!感情に振り回されないためのアンガーマネジメント
こちらの記事↓でちょっとした反響がありました。
>> 挫折?失敗?願望実現の仕組みを学んでピンチを逆転のチャンスに!
簡単にいうと
「落ち込んでいるときに
明るいことなんて考えられない」ってこと。
「どうしたらいいの?」って内容でした。
感情のパワー恐るべし!
わかりますよ。感情のパワーは思考をはるかに上回ります。
そう簡単にスイッチが切り替えられないってことは。
私だって、落ち込んだり
怖れの感情がわいてきてワナワナしているときに
急に「人が変わったかのように」
明るくなんてなりません。
脳生理学からみても働いている部位が違う
脳科学の立場からも明らかなんです。
思考をつかさどるのは新しい脳である大脳皮質の役割です。
一方で感情は偏桃体という古い脳にある部位の役割。
感情が一度暴走すると
考えるどころではありません。
命の根源にそれだけ近いということでしょうか。
それくらいのパワーがあります。
怒鳴りまくったあげく
疲労困憊した経験ないですか?
ふと気が付くとグッタリしてますよね。
どうしてあんなに怒ったんだろうと・・。
感情の暴走です。
※この暴走についてはこんな記事もあります。
>> 感情の大波をやり過ごせ!自分を失わないコントロール法を身に付けよう
いやな経験も気のすむまで味わえばいい
大好きな飴玉だと思って
口に放り込んだヤツが、苦手な味だったとき。
ガマンして最後までなめ続けますか。
それともティッシュにサッと取り出しますか。
こんなときと似ています。
・せっかく口に入れたのだからトコトン味わってみるか
・わざわざこんな味を味わいたくない。捨てちゃえ!
どっちが正解かなんてないですよね。
したい方を好きなタイミングでしたらいいんです。
実は非常に貴重な飴玉かもしれないし
漢方薬のような薬効を発揮するかもしれない。
どちらが正しいということもありません。
あなたの意思次第なんです。
さっさと捨てたほうが楽というだけ
要らないならサッサと口から出すことです。
代わりに好きな味の飴玉を放り込むか
大好きなコーヒーや紅茶を飲むか・・。
騒ぐ必要もありません。まずは手放せばいいんですね。
火に油を注ぐことだけはしないこと。
怒りは自己増殖しますから。
切れて暴れ出すなんて見られたものじゃない。
あとで後悔するのは間違いないですよ。
∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴
「意識をそらす」という表現もできます。
我が家の子どもたちはそんなときに
ゲームをしていますよ。
すぐ夢中になってプレイしています。
これは大人も見習ってもいいと思っています。
親としては、もうちょっと真面目に
話をきいてほしい気もするけれど。
でも怒られたとか、イヤな思いをしたとかという
負の感情をずっと持ち続けてほしいわけじゃありません。
理解してくれれば、それでOKのはず。
粘着気質の私には結構時間がかかりましたが
できる頻度が上がってくると
子どもたちとの距離感が変わりました。
それでも泣き言を言いたくなるときは
それだけツライ経験をしたということですね。
別にネガティブ感情を
味わってはいけないわけじゃないんです。
本来不要なら、そもそも感じないようにできているはずです。
飛ぶ必要がないから羽が生えていないのと同じです。
だから感じても構わない。
もうイヤだとなるまで味わえば
自然にベクトルが変わるものです。
そこに罪悪感は必要ありません。
フタして押し込めるのではなく放置する
で、「いやだな~」と感じて
もうこれ以上は「いらね~」となるまで
味わい続ける。
「もういいや」と思ったら、それ以上は考えない。
フタをするんじゃなくて放置するというイメージです。
時間のふるいにかければ、いずれ朽ちていきます。
あなたがわざわざ思い出してエネルギーを補充しなければ。
経験としてのデータが増えた!
だったらそのことは無視して、なかったことにする。
「イヤな経験もした。でも別の可能性もある」
と思うようになれば、上向きに変化し始めます。
ツラい経験をしたからこそ
喜びのときも大きく感情が動くわけで。
「本当は何を味わいたいの?」という
問いかけをしてみることをおススメします。
相手の問題、自分の問題
ちなみに相手があるときは
相手の意思を考慮する必要があります。
自分を変えずに相手を変えることを望むのは
一方的かもしれない。
自分も未熟、相手も未熟と思うなら
相手の問題は相手に任せましょう。
自分の気持ちにだけ向き合えばいいんですね。
ps.
思い込みがキーになるわけです。
潜在意識にポンとスイッチが入ります。
もし浮かんでくる感情が邪魔になる場合には
こちらの記事もおススメです。
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