意図を決める!目的地を告げずにタクシーに乗っていませんか?

意図を決める!目的地を告げずにタクシーに乗っていませんか?★心を元気に

運転手「お客さん、どちらまで?」
わたし「えーと、どこだっけ??」

並んでやっと乗ったタクシー。
でも目的地が告げられない。

運転手さんのけげんな顔。
焦って思わず汗が噴き出してくる・・。

あくまで比喩ですけれど、こんな羽目になってた私。
あなたは大丈夫ですか?

 

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意図を決める!目的地を告げずにタクシーに乗っていませんか?

つい先日のこと。
日課となっていたパソコンの作業をしていて気が付いた。

「なんでこんなことやってたんだっけ?」

私は立ち上がり、サッと着替えると
スニーカーをはいて外に出た。

歩いているうちに気分がよくなってくる。

一生懸命もいいんだけど。
それはそれで、大きな見落としをしているかもしれない。

気分転換は大事です。

 

一生懸命やること自体が目的になっていませんか?

私はどうも視野が狭くなる傾向があるみたいで(汗)
目先のことに一生懸命になって
別の見方もできることに気付くのが遅れてしまう。

汗かいて、睡眠時間削って
一生懸命やっているじゃないか・・。

いつの間にか、こんなふうに自分を
説得していたような気もする。

「頑張ってるオレってえらいじゃん!」
「頑張っているのは事実だから間違っていない!」

これ、今に限ったことじゃない。
考えてみれば昔からそうだった・・。

 

自信がない!昔の勤務ではコンプレックスばかり

会計事務所に勤務していたころの話。

税務に詳しくなるより、パソコンなどで
組織でのパフォーマンスを上げることに
懸命になっていました。

当時はオフコンからパソコンにシフトしたころ。
LAN(有線ネットワーク)ですら
一般的じゃなかったのです。

コンプレックスを感じていたメイン業務

税務の知識は、これを看板にしている税理士
(所長や番頭格)には、当然及ばなかったので。

税務署員とのやり取りを
「いっちょ、モンでやるか~」と笑う彼らとは
ずいぶんと実力の差がありました。

知識でも交渉術でも、ひたすら背中を追いかけるだけ。

同世代の同僚にも追いつかない

コンプレックスの対象は上司だけではありません。

仕事を数年休職して資格試験に合格してきた
同僚たちにも明らかに力負けしてました。

知識は力なんですよね。

自信満々に受け答えするのをみると
毎回調べながら答える自分の力のなさがなんとも残念で。

学校には何年も通ったのですが力及ばず。

 

自信のある分野にしがみつく

そういう彼らから一定の評価を受けるためには
彼らが手を付けようともしないIT分野に
活路を見出すしかなかったのですね。

別分野のスキルに活路を見出す

今でも大きく変わってないと思いますが
スタッフのIT系スキルは高くはありませんでした。

財務や税務のソフトは必須の装備でしたから
そのメーカーか仲介業者に頼るのが常識。

困ったことがあればサポートセンターに
電話するしかありませんでした。

電話がつながるまでひたすら待ち
ラチがあかないなら担当者を呼びつける
(または泣きつく)ことに。

便利屋?専任のサポートセンター?

だから、どこの事務所でも重宝されました。

税務の担当も持たされますが
メンテ担当としての役割も当然のように。

その方面での私の仕事ぶりを評価するだけの
知識もなかったはずですが
私もそんなことは考えもせずに一人残業。

むしろ嬉々としてメンテナンスをやってました。

 

もし異なる視点を持っていたら?

もし会計事務所で認められたいなら
税理士になるしかありません。

その方向からずれた時点で
大きな評価は得られるはずもなかったのです。

パソコンは必須ではあったけれど
しょせん雑用でしかなかった。

もし別の視点を持っていたら
どうなっていただろう?

もし異なる視点を持っていたら?

当時の自分にこのように言いたい!

「そんなことしたくて、その道に入ったの?」
「経営に興味があって、経営者を知りたくて」
「だから財務ソフトのプログラマーから
使われている現場に移ったんじゃなかったの?」

 

※詳しくはプロフィールに
>> 私が人生から受け取ったもの ライフコーチへの道

私が人生から受け取ったもの ライフコーチへの道
人生を思い返してみると様々な伏線がありました。その時々では意味がわかりませんが、今にして思えば経験はランダムではなく、一定の意図があるような印象を受けます。あの時あのように動かなければ・・。「もし偶然でないならば」という問いかけは、あなたの人生を導くコンパスになります。

自分にはムリという考えが大きな遠回りに

彼らほどの税務知識はなかったですが
逆に持っているスキルもあった。

覚悟さえ決めていれば
Win-Winのサービスを提供することも
可能だったのです。

例えば、同業の会計事務所を対象に
質のいいメンテナンスサービスを
提供できていたかもしれない。

それぞれの事務所に合わせた
柔軟なカスタマイズも可能だったし
緊急対応もできる。

ニーズはあったが踏み出せなかった

彼らは業者には「いいお客様」に
されてましたからね。

実際、会計事務所のビジネスモデルは
かなり高コストなんです。

でも独立に向けた覚悟もなかった
なによりセルフイメージが低すぎた

失敗するなら若いうちのほうがいい。
なのに踏み出すことを考えもしなかったのです。

 

意図を忘れないために何かしていますか

意図は忘れやすい。
その結果、目先のことで視野がふさがれてしまう。

だから時々は、ちょっとだけ手を止めて
深呼吸をしたほうがいい。
ちょっと体を動かしてみるのもいい。

本当にそれがしたいの?
本当は何がしたいの?

こう自分にきいてみてほしい。

意図を再確認しないと、
ゴールと違う方向に向かっていることにも気が付かない。

懸命さは視界を狭くする

一生懸命になりすぎると
心のナビゲーションシステムも正常に動かない。

したくない・・という気持ちを無視したら
自分の本当の声なんてわからなくなる。

人生の地図すら思い描かず
コンパスの方向にも目をやらない。
これでは、人生の迷子になるのは当然でした。

マジメな人ほど注意が必要!

このトラップ。
つい一生懸命やってしまう「まじめな人」ほど要注意!

記録をつけておくといいと思いますよ。
日記でもブログでも。

 

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ps.

あなたが実際動き出す際には
集中力の有無が大きく影響します。

集中を切らさないために
自分なりのコントロール法を考えておくといいですよ。

 

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